"DramaJam 2"中止のお知らせ
短期集中演劇創作イベント"DramaJam"の第2回、"DramaJam 2"。
10月上旬開催見込み、7月に日程を決めて第2次募集開始という予定になっておりましたが、感染症による社会情勢を鑑み、中止とさせていただきます。
第1回の様子、特に1~2日目をご存知の方にはおわかりいただけると思いますが、あの状況は三密にほかならず、小手先の対策で回避できるものではありません。
一般的な演劇の公演や稽古より遥かに感染リスクが高いと考えられます。
密ではないやり方を考える道もあるかもしれませんが、DramaJamは密だからこそあの熱気が生み出されたのであって、現状との相性が悪過ぎます。
DramaJamが面白いイベントであることは確信しており、今後様子を見てまた企画するつもりです。
秋に何か、DramaJamに代わるオンラインでの企画をやれないかと考えております。
計画がまとまりましたら、改めてこのブログやTwitterにて告知させていただきます。
今後とも宜しくお願い致します。
"DramaJam 2"開催決定! 第1次募集開始
1月5日、大盛況のうちに幕を閉じたDramaJam。
「次があれば参加したい」というお声を多数いただいて、第2回の開催が決定しました。
3日間で作り上げるスリル満点の朗読劇に挑戦する作家と役者を募集します。
以下の要項をよく読んでご応募ください。
【概要】
3日間で20~25分の朗読劇を0から創出し、合同で発表する。
【日程・会場】
2020年10月上旬
1~2日目(執筆・稽古):豊島区の公共施設を数部屋
3日目(本番):収容人数40人以上の劇場またはライブスペース
日程・会場の確定は7月上旬の見込みです。
【企画・運営】
森山智仁(@bacoyama)
大学時代に劇団バッコスの祭を旗揚げし、現在はフリーの脚本家として活動中。
エンターテインメント性の高い歴史劇やシュール&シニカルな現代劇を得意とする。
脚本の他にも小説『その話いつまでしてんだよ』、実用エッセイ『劇団解散したけど質問ある?』他、著作多数。
https://moriyamatomohito.jimdo.com/
【募集】
作家6名:チケットノルマ1800円×10枚,クリア後チケットバック1枚900円
役者10~20名:チケットノルマなし,チケットバック1枚900円
作家は6名集める所存ですが、3名となる可能性もあります。その場合、昼夜2ステージ上演し、ノルマは20枚となります。
2月末までを1次募集とし、日程確定後に2次募集を行います。1次募集で応募者多数の場合、2次募集は行わない可能性があります。
作家の応募条件は以下の通りです。
- 最大20枚のノルマに同意できること
- 7月上旬に確定する日程に合わせられること
- 顔出しができること
- Twitterのアカウントを持っていること
役者の応募条件は以下の通りです。
- 7月上旬に確定する日程に合わせられること
- 顔出しができること
- Twitterのアカウントを持っていること
- 告知や作家の執筆に協力できること
【初回と”2”の共通点】
●作家は演出家を兼ねます。
●チケットノルマとは「規定枚数に届かなかった場合、不足枚数×1800円をお納めください」という意味です。支払い期限は2020年10月末とさせていただきます。
●チケットバック1枚900円とは「お売りいただいたチケット1枚につき、900円をお支払いします」という意味です。必ず2020年10月末までにお支払いします。
●予約は先着順です。満席になったが為にノルマをクリアできなかった場合も不足分はお納めいただきます。
●通常よりも若干割安な「昼夜通し券」を用意します。ノルマやバックは「2枚」としてカウントし、減算しません。
●交通費や食費は自己負担となります。
●運営者はこのイベントで儲けてやろうとは考えていません。ノルマは会場使用料・広告宣伝費等々の為です。余剰はノルマの減算やバックの上乗せに回し、収支を全関係者に公開します。
●作品のテーマは初日の開会式にて発表します。
●観客投票で「脚本賞」と「朗読劇賞」を決めます。
●チケットを購入された方は1日目の開会式から3日目の公演まで、全過程を見学できます。事前にご連絡いただければ会場でチケットを買い、そのまま見学していただくことも可能です。公演の受付開始以降は事前連絡無しでOKですが、満席で当日券が出ない可能性もあります。
【初回から”2”の変更点】
●今回から審査を行います。即興小説トレーニング(http://sokkyo-shosetsu.com/)にて、「制限時間1時間」「必須要素あり」「全体に公開」の設定で脚本を執筆し、ご応募の際に作品URLを提出してください。また、舞台演出の経験のある方を優先します。
※初回DramaJam出場者は即興小説トレーニングでの作品提出は不要です。
●初回は作家が出演するのも可でしたが、2は演出に徹していただくため、出演は不可です。
●上演時間20~30分改め、文字数を7000~9000字(推定20~25分)と規定します。
●印刷用脚本データの〆切を「2日目の22:00」から「18:30」に早めます。
●電子版用脚本データの〆切は「2日目の23:59」とします。
●初回は役者1人2作品の出演でしたが、2では1人1作品とします。
●逆班の係員をお願いする可能性があります。それに伴う鑑賞は無料です。座席数に余裕がない為、関係者でも鑑賞のみの場合は有料(一般料金)とさせていただきます。
●当日パンフレットを作成します。
●3日目の午前中に電子版合本を販売開始します。
●1~2日目の観覧環境を改善します。具体的には、受付を常駐させ、観覧席を明確にします。
●昼夜通し券をご購入の場合、初回は場内に残ることができましたが、2では夜の受付開始までご退出いただきます。
【進行】
★1日目
10:00 開会式:テーマ発表,作家と役者のマッチング,稽古・場当たりの割り当て
12:00 執筆開始
15:00・18:00・21:00 進展報告チェックポイント
22:00 退館
マッチングは、「①全参加者が自己PR」→「②組みたい相手を用紙に書いて提出」→「③運営がバランスを考えてマッチング」という流れで行います。
執筆ルームと別に最低1部屋、稽古ルームを用意します。
★2日目
13:00~15:30 / 15:45~18:15 / 18:30~:21:00 稽古
18:30 印刷用脚本データの〆切
23:59 電子用脚本データの〆切
2部屋用意します。割り当ては初日にくじ引きで決定します。
最後の枠は、開始前に余裕がある代わりに、稽古中に販売用脚本とパンフレットの印刷をさせていただきます。
★3日目
10:15~14:45 各チーム45分ずつの場当たり
15:00 受付準備
15:30 昼公演受付開始
16:00 昼公演(3作品を一挙上演)&作家陣によるトークショー
17:30 終演見込み・物販
18:00 入れ替え
18:30 夜公演受付開始
19:00 夜公演(3作品を一挙上演)&作家陣によるトークショー
20:30 終演見込み・物販
21:00 撤収開始
21:30~23:00 別会場にて打ち上げ
【物販】
脚本を1部300円・3作品セット850円・6作品セット1700円で販売します。用紙代・インク代・手数料を引いて、売り上げの80%を作家にお渡しします。
また、6作品セットの電子書籍版をBCCKSにて税込1650円で販売します。売り上げは作家陣・デザイナー・運営で分配します。BCCKS未登録の方は、「会員登録」と「印税振込先口座」の登録をしていただく必要があります。
※諸々の価格設定は変更になる可能性があります。
開演前・終演後の個人物販も可能です。ただし、販売員や釣り銭はご自分でご用意ください。
【応募方法】
フォームに必要事項をご記入ください。
1次募集の〆切は2020年2月末です。
応募者多数の場合、2次募集は行わない可能性があります。
第1回DramaJam上演記録&第2回出場者ゆる募
2020年1月5日(日)@萬劇場
マチネ(15:30)
1本目『五反田・五人組・爆発まであと五分』
脚本・演出:維嶋津
出演:泡沫堂 柴田塔 友利哲健 古本みゆ 吉野星 維嶋津
2本目『オルタナティヴ』
脚本・演出:一之瀬楓
出演:泡沫堂 黒木綾 高村晃弘 古本みゆ 吉野星
3本目『ビーンボールをもう一球』
脚本・演出:西河理貴
出演:上原歩子 黒木綾 柴田塔 高村晃弘 友利哲健
ソワレ(18:30)
1本目『短歌病』
脚本・演出:森田玲花
出演:上原歩子 神崎綾乃 三男坊 長谷川栞 松本隆志
👑観客投票にて「脚本賞」受賞👑
2本目『あたらしいおんな』
脚本・演出:オノデラヒカリ
出演:織田さえこ 神崎綾乃 腐ってもみかん 松本隆志 吉川美樹
3本目『タイムライン』
脚本・演出:馬原颯貴
出演:織田さえこ 腐ってもみかん 三男坊 長谷川栞 吉川美樹 馬原颯貴
👑観客投票にて「朗読劇賞」受賞👑
合本販売開始!
脚本全6作品セット、電子書籍で販売開始しました。
フライヤーのデザインも手掛けたsugiura.sさんによる特製の表紙と扉絵付き!
BCCKSにて税込1650円です。
今後、他の電書ストアにも配本予定です。
DVD発売中!
当日の物販コーナーで販売していた本編(30分弱の朗読劇6本)とメイキング映像を収録したDVD、1月19日(日)までオンラインでもご注文を承ります。
代金は送料込み1000円、銀行振込にて申し受けます。
フォームに必要事項をご記入ください。
ゆる募!
第2回DramaJamを「2020年10月」で検討しています。
出場してみたい方は今月中にTwitterのDMでご連絡ください。
DramaJam上演順決定
企画・運営の森山です。
各チームの稽古を拝見して、上演順を下記のように決定しました。
マチネ(15:30) ①維嶋津 ②一之瀬楓 ③西河理貴
ソワレ(18:30) ①森田玲花 ②オノデラヒカリ ③馬原颯貴
一晩でよくぞここまで
どうも、サポーターの白色黒蛇です。
あたし、実は脚本担当の方の誤字チェックもしているのですが(皆様そこまで誤字多く無くて大変助かっております)
その為、昨日は全6チームの脚本の完成具合をリアルタイムで見ておりました。
「ありゃ? だいぶ調子悪そうじゃないですか?」
上がってきた途中経過の脚本をみて、まず思ったのは案外あんまり進んでない事。
苦悩し、書き直してまっさらにして……なんて方もおりました。
今回のミッションの難易度が高かったのか?
それとも、そもそも脚本を書くという作業そもそもの難易度の高さか?
「いやぁ明日は荒れそうだ」
とほくそえ……ゲフンゲフン、冷や汗をかきながら迎えた今日。
各チームの稽古風景を見て率直な感想を申しますなれば……
「あれ? なんかいきなり完成度上がってね?」
まるで豊臣秀吉の一夜城のようです。
なんですかね? 昨晩脚本6人皆揃って覚醒したんですかね?
本番がどんなショウになるか、その輪郭が見えてきた2日目午後……
これはいよいよ楽しみになってきました。
皆様、明日を楽しみにしていてください!
お相手は白色黒蛇でした~
馬原颯貴チームの稽古(19:40~21:00)
さすが「888企劃」主宰。
しっかり準備してきていて、稽古開始時点での完成度が抜群に高いです。
集中しててかっこいい。
ダメ出しのタイミングや伝え方も勉強になります。
ちょっとでも舞台面を写すとネタバレになるので馬原さんを撮るしかありません。
本番をお楽しみに!
オノデラヒカリチームの稽古(18:20~19:40)
一之瀬チームと同様、脚本が未完。
役者が演出上のアイディアを出して作家を支えています。
演劇ってつくづくチームプレイですね。
開演の時間が刻一刻と近づいてきて、会場は昨日とはまた違う緊張感に包まれています。